五月も残り少なくになってくると、水田への苗の植え付け「田植え」もほほ終わります。

見渡した感じ、だいたい9割がたで終了か。残るは田植え期間が1月以上のも上る、超大規模栽培の企業経営的な栽培者分ですか。

このところの低温傾向もひと段落、強風もなく苗が低温で根が張れない「植え傷み」も避けられそうです。新型コロナ禍で経済活動の停滞・休止も取りざたされるなか、稲作の方は大きな影響はなかったようです。 しかし、収穫時期の今年の秋冬でコロナ第2波が強烈に来ることも予想され、農業経営者の表情も複雑です。

スマート農業の展示会では「わが世の春」とばかり、ドローンが農業生産用として多種多様な展示もされていますが、コロナの影響もあるのか飛び交うドローンの下での生産活動とも行かないようです。 [密]を避ける新生活様式に戸惑う都市部の状況を他所に、刺し苗をする日本の原風景もまた五月の日本。
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