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農家に見る「希望と苦悩」
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以前からお伝えしている話題ですが、耕土の天地返しをして放射線量を下げで土作りをしている農家があります。
土壌分析の結果を受けて、まず十分寝かせた牛ふん堆肥と土壌の菌体を増やす米ぬかボカシを入れました。そして肥料成分がある適度見込めるEM発酵鶏ふんを入れます。
今後植える野菜の生育や種類を考えながら、ボカシ肥料で成分量を調整します。限られた条件の中農家は歯を食いしばってがんばります。
しかし、どんなにコストや人手をかけようが、それが販売価格に反映される保証はありません。

DSC_00tanaka09.jpg

もっと悲しい光景もあります。立派に育った野菜を、また畑にうない込まなければなりません。
この農家は出荷自粛が解けません、この農家の野菜が汚染されているわけではありません。ここの自治体のどこかで生産している野菜に基準値を超えたものが有ったに過ぎません。有機質を入れ葉肉の厚い野菜を年間を通して、高い評価を得ている野菜も、また土に戻します。
相場か低迷して、販売をあきらめる野菜とは物が違います。売場と値決めで契約できる野菜です。

県などは「収穫する野菜は土に戻さず一定場所に保管して次の対応を待つように」と指導はしますが、膨大な数の生野菜を一定場所に保管することなど出来るはずもありません。
自粛が解けてから種を蒔いたのでは、収穫・出荷までのあいだ収入のあてがありません。

風聞によると、東京電力も社長の謝罪とは裏腹に損害賠償は相当渋っているようです。泣きねいりする生産者も多いとのこと、何の過失もない生産者などが受ける受難は「事業者の自己責任」と言う論理は全くあてはまりません。
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テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

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