阪神淡路の震災から25年、まさに17日は鎮魂の一日。東日本大震災からは、間もなく丸9年。 折りも折り、伊方原発の運転差し止めの仮処分の決定をを広島高裁が出しました。四国電力は「極めて遺憾 到底承服できるものではない」と即座に異議申し立ての表明、こちらも電力会社としては当然か。電事連の会長も「極めて残念」との意向でしたが、福島原発事故以来、電事連の盟主になった「関電」が、あの有様ではどうも説得力がありません。

東日本大震災の津波被災の沿岸部から内陸部に繋がる「復興道路」も形になって来ました。

中東危機から、原油の供給が途絶えるリスク、化石燃料による温暖化懸念。原発の再稼働を求める声もあり、それぞれ一理あるとしても、一旦重大事故があると人間では制御できなくなるリスクがある原発。 10年越しの復興道路など、一撃で水泡に帰す怖さは、やはり過小評価はできません。
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