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山あいにひっそりと立つ牛舎、飯舘村の風景です。 まだ何頭か牛が残っていました。今度の競りですべての売却が終わるとの事です。 [飯舘牛]が一旦途切れます、このブランドを復活させるにはまた長い歳月が必要になります。 静寂が「癒し」ではなく「悲しみ」を表しています。
一方で喧騒も同時に起きています、自衛隊と警察の姿はまるで戦闘地帯のようです。 隊列を作って走り去る車両には平時ではない緊張感があります。

生活のため、仕事の道具をとりに来る避難者の方もいます。それにマスコミが張り付きます、避難者は足早に立ち去り、マスコミはコメントを求めます。 言いたいことは山のようにあるに違いありません、せも、言葉を飲み込み作業を急ぎます。雄弁な言葉より、緊迫した状況に置かれている立場を物語っています。

がんばれ飯舘、がんばれ福島。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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