福島県北部、伊達市伊達町。 小松菜、ほうれん草の専業農家、田中農園さん。ここはまだ葉物野菜の出荷自粛が解けません。 線量はそう高くないで、モノ的には安心なのですが、刈っては捨てる毎日で精神的に滅入って来ます。

小松菜はもともと江戸野菜、関東地方にも産地は多くあります。しかし、こちらの産地ならではの取り組みをていいます。野菜のおいしさを把握すること、もちろん機械にかけたりそのたび味見をするわけではありません。
野菜の画像をデジタル解析をして、色素分布により成分構成を予測しさらに「美味しさ」を推測します,東北のある大学と共同開発しています。 過去のデータでは関東産の小松菜より甘みで約2倍の開きがありました,。

それら、品質の根源になっているのがこの堆肥。 原料は鶏ふんです、しかもゲージ飼いの採卵鶏、条件的には最悪の原料ですが微生物技術でここまで仕上げてきます。
毎日収穫するので、種まきもほぼ毎日。堆肥の質・量と、野菜の質・量の相関は毎日確認できます。 私がEMを使うよう勧めてもう15年以上、毎日試験と確認をしているよう、データの蓄積量は研究機関の比ではありません。その品質と毎朝届く鮮度管理で、高島屋さんはじめ首都圏でも多くの売場でご支持いただいていました。 より一層、多くのお客様にお届けできるようこの間も、品質・物流管理とも研究を進めています。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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