今日も福島市で原子力災害関連の講演会があるとのことで行ってきました。会場も満席で補助いすが出るほどの盛況でした。 ところが講師のの講演内容のお粗末さは話しになりません。長々と自分の研究の話、意に沿わない研究者の悪口、はてはマザーテレサとのエピソードに関る自慢話。マザーも草葉の陰で泣いているでしょう。 舞台裏での主催者のヤキモキも見て取れる有様、このような方は福島の現状をどう思っているのでしょうか? 元副学長か農学部長か知りませんが、ちょっと酷過ぎます。

福島には田植えのできない水田があります、もう6月というのに雑草が生い茂っています。来年は作付けできる保証もありません。 子どもの健康も心配です。国の施策も後追いで、安全基準があっという間に1/20になりました。 情報を少しでも集めたい、切実な思いで講演会にも足を運びます。まるで新聞の報道程度を、ネタが新聞であることをかくそうともせずに話す「研究者」とは何なのでしょうか。 日本の「エスタブリッシュメント」の劣化が本当に気になります。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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