さて、令和の時代がやって来ました。 だたし、昨日の次の今日。また、一日一日を刻むだけですが。
紫色の藤の季節。藤と言えば、藤棚で見るものですが、以前にも書いた通り、昨今は手入れの出来ない山林で「藤蔓」が他の樹木に絡みつくようにし「紫」の花を咲かせています。 遠目から見るとなかなか壮観ですが、藤蔓に限らず蔓が絡みつくような山林は「管理」からすると失格で、林業が経営的に成り立たなくなった「昭和」の末の状態が平成を経ても続いています。もっとも、土地利用型の1次産業の受難はそうそう解決するものではありませんが。

先の統計では、山梨県は4軒に1軒近くが空き家とのこと。全国的にもその傾向が広がっているようです、少子高齢化、人口減少時代には仕方のないことか。 住宅地の中、「廃屋」とは言いませんが、どうも「空き家」らしい庭は庭木が随分伸びています。今年初めての藤の花は、通りがかりのこの花でした。 たぶん、地方勤務か何かでまたこの家に住むわれるのでしょうが、山林の荒廃が住宅地にまで及ぶのであればこれはまた深刻です。山林と言い宅地と言い(その中間地帯の農地もそうですが)、令和の時代に光明が見つかればいいのですが。
スポンサーサイト
|