近頃人気のミディトマト。授粉用のマルハナバチが飛ぶ温室内へ、長崎からは桜の開花のニュース。風はともかく気温は外も高くなっていますが今の時期としては稀なこと。

まだ収穫を始めたばかりの、1段2段目。何段まで採り続くられるかで年間の収穫量が決まります。 従来の施設が8年前の津波に遭って、少し内陸の水田地帯に移ったとのこと、オランダから取り寄せた「種苗」でミディ(中玉)トマトとミニトマトを生産中とのことです。

年末に定植で概ね3ヶ月になってたまだ取り始め、収穫が忙しいと言うよりも、管理のための「葉かき」、不要な葉を落としている最中。「蜂に刺されませんか」「大丈夫です」、ここでは授粉用の蜂も共同作業者です。
今は株式会社組織とは言え、元々施設園芸農家。被災してこれだけの施設を作るには、かなりの決断が要ったことと思います。 「大変でしたね」と聞くと、「大変でしたけど、ここは原発事故はありませんでしたから」と言う返答。ここは、宮城県石巻市、近隣には東北電力の女川原発がありました。

何やらトマトの栽培ハウスには似つかない物々しいタンク、肥料の製造装置だそうです。
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