ロジスティックとはもともと「兵站」という軍事用語で、物資を最前線まで届ける仕組みにのこと。前線まで弾薬や食料、交代要員が届かないと戦いにはなりません。 転じて、経済活動の物流を指すようになりました、難しい定義はいろいろありますが。
先週の展示会も、先に書いたようにIoTにAIがいまの時代を表して関連の展示が多く出されていました。 ところが先端機器の情報戦とは裏腹に、物流の実手段は以前のまま。たしかに、タグやコードで管理されている面では改善はされているのですが。

土曜の昼下がり国道を走っていると、宅急便の配送員が自転車で荷を引くスタイルで配達中、「昭和の半ばか」と思わせながらもクール便用の保冷バックも摘んであります。 情報の高度化はされても物流の方は人海戦術、コンビニの24営業にも共通する労働力の使い方。昭和の末から台頭視して社会インフラになった「宅配便」「コンビニ」が同じように労働力の確保に直面しています。

Eコマースやら何やら、ネット販売が多くなると配送業務が増えるのは自明の理、ロジステックの課題は当面新しいビジネスモデルについて回ると思われます。
スポンサーサイト
|