朝の情報番組「朝ズバ」で、飯舘村の佐々木千栄子さんが取材に応じていました。 どぶろく特区を申請してどぶろくを作ったりユニークな活動をしています、みのもんたも朝からどぶろくを飲んで見せました。 佐々木さんは「山ゆり会」の名称でグループを作り、で自然栽培きのこの生産も手がけています。 私の方にも福島県の農林水産部からから「これらのきのこの効率的な販売を手がけて欲しい」と言う要請があり、昨年は百貨店の高島屋、高級スーパーの紀ノ国屋、成城石井さんなどで取り扱って頂きました。

ご承知の通り、原発事故の影響で飯舘村は全村避難です。今月中には村には住めなくなります、「いままで培ってきた事業や生活はどうなる」「避難してくれという要請ばかりで、補償や今後のの見通しは示してくれない」佐々木さんの受答えに、みのもんたもうなずくばかりでした。 せっかく、人もうらやむ超一流店で商品展開しながら今年は飯舘村からの供給はできません。キャスターの八塩景子さんも本当に気の毒そうにインタビューをしていました。
南相馬市のの桜井市長も、「東京はまだまだ優雅、水がどうの停電がどうのという話をしている」といっていましたが、先が見えないまま生活も仕事も奪われてしまうような出来事がかつてあったでしょうか?

夜はNPO法人チェルノブイリ救済中部の河田理事を招いてのの情報交換会がありました。写真はやはり飯舘から参加の菅野さん、昨年お父さんが亡くなったのを機に農業を始めたそうです。 今年から本格的な収穫が始まる矢先の放射能災害、やり場のない怒りはどこにも向けようがありません。 東電の「企業年金には手をつけない」、政府の「電力料金は上げない」。まるでどこかに打出の小槌でもあるような報道を見る限りやはり東京は優雅です。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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