「難を転じる」に掛けて、縁起物とされる庭木の南天。別に語呂に掛けなくとも、冬の庭や玄関先に、赤い実をつけていれば「吉兆」や「生命力」の兆しは感じられます。 生命力の強い木らしく、結構荒れた庭にも元気よく赤い実をつけている南天が見受けられます。

「家の庭はそんなに荒れていない」と、庭園の持ち主には叱られそうですが、「荒れた庭にも」と言うのは例えの話。もちろん管理の行き届いた庭にこそ「赤い実」は映えます。

白南天と言うのもあるらしく、ここの庭園には通用門の脇に慎ましく白い実をつけていました。赤ほど目立ちませんが、白には白の凛とした趣があります。週明けからは穏やかな冬日が続くようです、暮れはもう過ぐ。
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