晴天の下の秋祭り、稲穂に見立てた花屋台。

現在の国家未来戦略は「Society5.0」とか。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)と続く生活や産業が、これからは分断されることのない情報で少子高齢化や過疎や差別までもできるとのことです。それが現実ならそれは目出度い、のですが。
五穀豊穣を祝う秋祭りは、農耕社会(Society 2.0)の頃の遺物か。
今月ビックサイトで開催の先端技技術を使い、農業の課題を克服すると言う専門展示会「アグロ・イノベーション2018」。今年現れた新課題は「鳥獣対策・ジビエ利活用展」。 「田畑に現れる鳥獣の対策や駆除が今の農業の大きな課題」と言う現実。これでは、農耕社会(Society 2.0)どころか狩猟社会(Society 1.0)の時代ではないかと思ってしまうほど。
もっとも狩猟で生計を立てるということではありませんが、なかなか科学技術の発展と人間社会とのギャップは、研究室からは生まれない「現場感覚」も不可欠のようです。

この山車の心行飾りは「鉄砲」や「竜神」の登場しての猪退治。これも何か切なくはあります。
因みに、農業技術展「アグロイノベーション2018」、AIとIoT活用で弊社も出展をします。
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