先週の土曜日、朝ドラの1週間分のダイジェスト版を見ていると震災直後に仙台を訪れたシーン。 高視聴率で、何かと話題になった「半分青い」の最終週。時期は震災後の3月中か4月の想定か、遺骨に別れを告げて海沿いを歩くシーン、当時の破壊された岸壁ではなくコンクリートの1本道。震災から7年経った(おそらく)今年の撮影で当時の惨状が甦るはずはなく、無理に記録画像やCGで再現すると「嫌な思い出」「思い出したくない風景」と、苦情が殺到すると思われ、まずまず妥当な演出か。

打合せがあって仙台へ、往路通りかかった仙台港近く。震災の直接の影響かはわかりませんが、台風が去った後の凪。新しい防潮堤を整備していますの看板。

平成23年の東日本大震災の津波ではおそらくこの辺りも大きな被害があったものと思います。組閣があって新しい復興大臣が決まりました。一代前の復興大臣のようにならないように、もっとも遥か以前に「知恵を出さない助けない」と言い放ち辞任に追い込まれた復興相もいましたが。ある意味「知恵を出す」ということはもちろん大切ですが、あの惨状と追い打ちをかけた原発事故の中で「知恵を出せ」といわれても、事態の把握や状況の整理も行われていない状態でしたので。
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