市の子供向け施設とNHKの地方局のある辺り、約3週間前に通りがかると子供向け施設「こむこむ」前に置かれたオブジェ。事前の情報がなく「何じゃこりゃ」と言うのが率直な感想。正直、この造形からは「魅力のあるキャラクター」とは感じませんでしたが。

やがて、この子供像設置の意義や目的が論議を呼ぶことになりました。当初設置の目的を強調していた市長も撤去を決めて、設置の決定までが拙速であったと陳謝、報酬の自主返納まで申し出る騒ぎに。 撤去の報道は全国紙でも行われるほど。「サン・チャイルド」なるキャラクター、放射能防護服を着てヘルメットを脱いだところらしく顔には絆創膏が貼られていました。物議をかもしたのは胸の線量計でデジタル数字が「0」、自然界には放射能があり本来地球上では「0」はありえないとの見解。象徴オブジェに科学的見解を求められてもよいうアート系の意見もありますが、全体の印象として「復興のシンボル」に見えるかと言えば、「少々意味不明」と言うのが印象。「だから芸術が分からん奴は・・・」の声も聞こえてきそうですが。 もう少し勝手を言えば、設置は有楽町駅辺りで内幸町に向けて立てれば。あちらの方向からも「少々意味不明」の発言が垣間見れます。
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