「今日も一日暑かった」と残暑の毎日、ひと頃よりずいぶん日の入りが早くなった夕空を見上げれば、日中の気温に関係なく「秋の空」。

カレンダーを前倒しで進んだ農産物に、暦通りに来ない「秋」も少しずつは近づいているのか。
東電の事故があった第一原発の立地2町以外からの避難者の「応急仮設住宅」の無償提供は、2020年3月で打切るとのこと。事故後8年目で「応急仮設住宅」例のプレハブやアパートの借上げが、まだあることも驚きですが、需要があっても「打切る」というのも何ともやり切れない報道。

日常生活の回復ということで、「応急仮設住宅」からきちんとした家屋での「生活再建を進める」と言うのも正論ですが、この秋の空の下で見上げる「復興住宅」、事故後建設された住宅群は外から見れば「空き」が目立つ存在。もちろん住居希望者の上京や入居条件など分からないので、なんとも軽々なことは言えませんが。 空の住宅の上には秋の兆しの「うろこ雲」。住宅の問題だけでなく、何年経っても課題や問題が尾を引く「原発事故」です。
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