甲子園も決勝戦。夏前まではサーカーワールドカップ、決勝トーナメント進出で盛り上がり「半端ない」が飛びかっていた日本も、7月の甲子園予選が始まると「100回大会」の話題。 その甲子園もいよいよ決勝、「雑草」か「常勝」か、心情的には「雑草」ですが有力校が相次いで敗退するなか、盤石の戦いを続けた「常勝」はやはり侮れません。

夏の甲子園が終わるころ、初秋の気配が出てくる列島も、狂ったような暑さと相次ぐ台風と不安定な大気による集中豪雨。「季節の余韻」どころではないのですが、それでも桃から梨への選手交代の時期。

梨畑を見ながら、「幸水」は収穫始まる「豊水」も早そうだと、残暑のなかに秋の品種の鑑評をしているとどんと現れたのが「鯉のぼり」。

8月の梨園に鯉のぼり、「季節外」れもいいところながら「害鳥」除けの案山子のようなもの。これも一種の「廃物の有効利用」か。そう考えれば、季節を跨いだミスマッチもエコ農園と言っていえなくもなく、晩夏と言うか初秋と言うか優雅に泳ぐ鯉のぼりを見上げました。
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