こんな所にまでと、見かけるようになった「熊出没注意」。学生の頃の北海道旅行で「洒落」で買ってきた「熊出没注意」の車用のステッカー。黄色いシールにヒグマの吠える絵がありました。

生態系の狂いか、まさか本州の、かつて熊の生息など思いもよらなかった水田近くに「熊出没注意」の旗が立つとは。おそらく行政機関の仕事「洒落」ではありません。 それも、いかにも凶暴そうな危害を加えそうな絵がついています。もっとも本州なのでヒグマではなくツキノワグマですが。

調査で伺った農家の玄関、何と「鮭」をくわえた熊の木彫り。さらに以前に流行っていた「北海道土産」で、むかし尾張徳川家の殿様の末裔が、北海道に入植したかつての家臣の副業対策として、スイスの木彫りをヒントに考案したとされる「木彫りの熊」(諸説あります)。北海層土産として一世を風靡しました。 お聞きしたところ「亡くなった祖父が農協の研修旅行で北海道に行った時に買ってきた」とのこと。 「農協の研修で北海道旅行」とは、なんとも昭和の香りの残るフレーズですが、その時代には「この辺りにも熊が出るとは思いもよらなかった」とのこと。 熊の目撃情報が、この地方にもあったそうで「黒い動物が道路を横切ったとのこと。黒犬の見間違いかない角と言いのですが。
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