休み明けに、視察に行く予定の山形県真室川やその日本海側酒田市。集中豪雨で河川氾濫の危機、土砂災害に厳重注意と発表されても、避難くらいしか手立てのないのが土砂災害、じっと嵐が去るのを待つしかありません。「嵐」と言っても気圧配置がもたらす線状降水帯、台風のように進路を見るわけにも行かず「天に祈る」とはこのことか。

一方、熱波と降水の少なさで「水不足」の隣県福島。水田地帯を移動していると葉色にわずかな変化が。厳密にいうと葉の色ではなく、秋に実る「稲穂」のもとになる、若い穂が出る現象。

やはり暑さで例年より1週間は早いか。通りがかりの水田なので、品種は特定できず正確な例年差は分かりませんが。 ヒアリングに訪れた集落では、神社の祭礼の日。旧暦で行うため新暦に落とし込んだ祭礼の日は特定できず、今年はたたまたま真夏に当たったとのこと。

うっそうとした杉の参道と灯篭、暑いにしてもコンクリートの照り返しが無い分まだ楽とのこと。

「お盆の墓の掃除もしないと」と「神仏習合」の習慣も残っています。農耕文化の象徴のような生活様式も「高齢化」で先が見えないとのこと。 しかし、先に希望が持てないと不安がっているのかと思えば、先端技術導入・技術革新のチャンスととらえる向きもあり。これからの地方文化侮れないとも思います。
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