水害の被災地で復旧やボランティアに励む皆さんには申し訳ないのですが、今回災害を免れた当地方も「酷暑」です。 「半端ない暑さ」、もっとも原発に頼ってエアコンかと問われれば、比較の基準が「それは別」と思いつつも、気象の現象よりも原発の暴発の方が過酷さの次元が違います。

3連休の最中、いつも通る道路から涼を求めて一本山間の道へ。通常は飯坂温泉に入る手前から果樹園の中を通り伊達市に至るのですが、この日は飯坂で右折、温泉街の入り口から摺上川にかかる十綱橋を渡る道順で。橋のたもとには俳聖芭蕉、奥の細道では「蚤虱(のみしらみ)・・・」と、何ともイメージの悪い句を詠んだのですが、猛暑のなか悠然と立っています。
江戸時代にまで遡りませんが、この付近で興行をしていた「旅回り」の劇団が、梅沢劇団のそもそもとか。福島市出身の梅沢二三男らが火をつけた昨今の俳句ブーム、俳聖はどう見るのか。

飯坂を抜けて平成の合併で伊達市に加わらなかった「伊達郡」の各町へ。旧奥州道と出羽道の追分の辻、右折すると伊達藩片倉小十郎の治めた白石、左折は峠を越えて高畠から米沢や上山へ。 緑の柳は涼しそうに見えますが、それでも暑い。
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