熱波です。水田の上を暑い風が吹いて行きます。「風がある分まだいいか」と、水田の持ち主がボソッと一言。いくら風が有ろうと、 35℃を越すと外で仕事と言うわけにはいきません。 リモートセンシングで屋内から作業指示、と水田IT化の話もありますが、給排水路の水位の調整まで考えると容易いことではありません。

6月が過ぎました、今年も半分終わり。この前正月が来たと思ったのにと熱風の吹く夏空を見上げます。

露地きゅうりの管理も、気温と雨のある無しでかなり違います。「蔓の誘引」、きゅうりの伸びて行く蔓を効率的にきゅうりの実を収穫できるように伸ばしてやる作業。地味ですが大切な作業、場合によっては、よけいな蔓葉は切取ります。
こちらはきゅうりの一大産地、岩瀬地域。震災から8回目のきゅうり作り。きゅうりは風評被害からの回復が早いと言われていますが、有機栽培のなど「こだわり路線」は別。全国的な夏野菜の季節、消えた販路は戻りません。
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