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鎮魂
浪江町の馬場町長が亡くなりました。再選後に病気による辞表を議会に出していたので、「のっぴきならぬ」状況であることは理解していたのですが、選挙も行われないうちの急な訃報でした。

一口に「被災地」と言っても、立場は様々です。浪江はある典型、そもそも原発は町内に立地せずに原発事故後の放射能が同町の山間部を特に汚染しました。「貰い火」によって家が焼けた被害者のようなもので、町全体で裁判外解決手段である、ADRの申し立てを行ったことでも知られました。一方の当事者の東京電力は、ADRの和解案尊重を掲げていましたが、「本件に関しては」と言うか「本件に関しても」と言うか、和解案を拒絶しました。

DSC_8708_201806280736548f5.jpg

今年の冬に、浪江町の津島地区を通った時の写真。国道は開通したものの帰還困難区域で、支線は全て封鎖中です。
東電は、「賠償の公平性」を盾にADRの再三の和解案の受諾勧告を拒否して、ADRも和解の打切りの表明になっていました。東電には東電の事情があることは容易に察せられますが、ADR自体国が設置した機関、司法のような独立性や強制力はないものの、和解案の尊重と言っておきながらの「拒否」は、もはや無法地帯。
馬場町長の無念が偲ばれます、もちろん町長個人ではなく、東電と対峙する被害者全体の心情でしょうが。

馬場さんは町長になられる以前、県議時代から存じ上げていましたが、迫力といより飄々とした印象の方でした。立場が人を創ったという典型か。

DSC_9636.jpg

写真ではわかりにくいのですが、手前の跨線橋が復興道路、その向うに新幹線の高架でその下を走っているのがマッチ箱のように見えるのが東北本線。福島市と伊達郡の境辺り。ハードが出来れば復興が叶うというものではありません。
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