梅雨入り間近の晴天。今年は梅雨入りが早いとの予想、花の時期など季節は前倒しの今年「梅雨」が早いのも当然か。もっとも梅雨入りが早くとも、梅雨明けが早いとは限らないのが「梅雨前線」です。

サクランボが赤く実をつけました。佐藤錦より早い早生系か。写真がなんとなく歪んで見えるのは「網越し」の撮影によるもの。屋根を覆うビニールの他に、鳥が入らないようにと、青いネットで4方が覆われています。

白く見えるのがブドウの花。桃、リンゴなどバラ科植物ほど花が目立出ず、ブドウ棚の上に咲くので馴染みはありませんが、たまたまこのブドウ園は上から見下ろす地形です。ブドウも他の果実と同じ「タネ」の部分を食すので実を結ぶための花や受粉は必要です。
それらの「恵」の基になるのが大地に根を張る「根系部分」。いくら日光や雨水があっても、大地に張った根から養分を吸収します。養分を吸収すると言っても、窒素だけを過剰に吸い上げると実がならず畑が伸びたり、病害虫の原因になったりするのと果実の味も落ちてしまいます。

その根を張る土を適正に保つのが有機質。この日も「堆肥」の搬入が行われました。雨が降るとダンプを入り難いので梅雨入り前のひと仕事。もっとも発酵が十分ではないと根腐れなど別の障害が出てきます。
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