昭和天皇のお言葉で「雑草と言う草はない」と言うのものがあります。名もない雑草にもちゃんと名はある、知らないだけ。ごもっともです、畑地雑草の名前はおろか、目→科→属→節→種、と暗記させられたものとしては当然ですが、ネットで直ぐ調べられる時代「何にか意味があったか」との思いが、今思えばあるのですが。

今年の春は高温で、果樹の生育などは進んだものの、雨が少なく「雑草」の伸びの少ない春でした。ここに来て低温になったものの雨が降ったので、雑草が一気に繁茂してきます。 これから高温に転じると言う5月中旬、適度な湿気を含んでいてまた生産現場では、「草との闘い」が始まります。野菜もイネも元はと言えば「草」、勝手と言えば勝手なのですが「経済行為」となれば仕方がありません。

水田除草剤を使えば、稲作の草との闘いは土手やら畔やらを草刈り機で刈るだけですが、「有機栽培」となると、水田のイネを残して草を取るという難しい作業が待っています。
有機農業やGAP認証と言う、極めて人間臭い「確認作業」もでてきます。この件、また改めて書きたいと思います。
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