連休明けから続いた雨と低温。果樹は例年になく生育が進んでいて、この雨と低温でブレーキ。先月平年より相当早く一斉に花も咲いて「受粉」「摘花」と大わらわだった果樹農家も、雨だと作業し難いのですが、今年の生育の進みにブレーキがかかることで少々安堵か。 果実は一般的な「自分で食べる」消費の他に「ギフト」の性格もあるので、例年より出荷時期がずれるとギフトマーケットにも影響が出ます、例えば桃の主力が7月中に出荷のピークが来れば、お中元用の夏ギフトに支障が出てきます。

反面稲作農家は、去年は9月からの雨続きで、稲刈りが遅れてしまいました。今年は田植えの時期に雨、出鼻をくじかれた形ですが、「雨で地面で軟弱だとコンバインが入れない」稲刈りと違って、もともと水を張った水田に苗を植えるのが稲刈り。雨でも作業は出来るので、雨が上がってさらに温度も上昇すれば一気に作業は進むでしょう。
悲喜こもごもの雨模様ですが、咲き始めた牡丹に雨粒が光る5月。

平地では落ちているツツジですが、山間部ではそれぞれの色の花を咲かせています。雨が上がるとの予報です。
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