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モーゼの十戒
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特に遠方の農業関係者などにお見舞いやヒアリングの機会などを頂くのですが、どうも話がかみ合いません。
やはり、福島のこの状況がうまく伝わっていないようです。

本日JAが音頭をとり、東電前で抗議のパフォーマンスをしたそうですがそのような場当たりのの抗議活動が、おそらく福島県民の本位ではありません。そのような場所に対応に出る東電職員も広い意味で被害者です。

原発事故関連で土地を追われたり、故なき差別を受ける現状を例えて説明しようとしているのですが、どうも例えが見つからなくていました。さすが福島県三春町在住の芥川賞作家「玄侑宗久」師は、今朝の日本経済新聞の中で出エジプトに例えました。
出エジプトとは、旧約聖書に出てくるエジプトで奴隷になっていたユダヤ人がモーゼの手により集団でシナイ半島に逃れる物語です。宗教がらみでよく分からない話ですが、モーゼの手により海が割れ避難民が渡ると元の海に戻り、追手のエジプト兵が海に飲まれる物語は昔どこかで聞いたような。
ところは原発事故の避難民は、町中・村中で住居を去るのですが、奴隷からの脱出ではなくて平穏日常から見知らぬ土地に放り出されることになります。玄侑宗久師は「戦時中の疎開ならば戦争が終われば戻れるが、原発事故はいつ戻れるとも保証のないもはや移住だ」とも言っています。

政府や東電に対する不手際の指摘は各メディアで連日とり上げられていますが、情報発信の不手際、隠匿も目に余ります。上の地図は放射能汚染の分布を示すもの、やっと24日に公表されました。アメリカのサイトから検索できてそれなりに入手もできていた情報ですが、これが一般にも公表されていれば、よほど放射線量の濃淡が識別でき、市民レベルでも今後の対応が予定できるものです。農地の汚染状況も把握できます。
実わ・・・といっていまさら出してこられても困ります。不思議な思いで同心円からの距離と違う各地域の汚染状況を不思議な思いで聞いていた県民の心情は何だったのでしょうか。

その上で修復不可能な土地は東電・国に賠償を求め、汚染のない土地は農業利用を心配なくを始め、修復が必要な土地は状況にあわせた修復などの対応をすればいい訳で、何かごまかしきれるとでも思ったのでしょうか?

危機管理、リスクマネジメントまるでお粗末なこの国ですが、どうしても私たちは立ち直らなければなりません。内閣はTPPを第3の開国となぞらえていましたが、それが済まないうちに第4の開国が求められています。

もとキャンディーズの田中好子が亡くなりました。中森明菜世代としてはモーゼと聞くと十戒と続けてしまうといのが、今回のタイトルのオチです・・・こちらもお粗末。
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テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

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