おそらく今週末は、福島市内の交通に渋滞個所が多発すると思われる花見山。旧市街地の川向う、渡利地区にある花の名所。公園として自治体やデベロッパーが整備したのではなく、もともと花木農家の切り枝の採取のための農場。幻想的な風景に写真家の故秋山章太郎が自らの写真を通じて世に広めました。

近隣の中学校に所用で、花見山近くも通りましたが平年なら花も咲いていないウィークデーにも拘らず、道路には警備員・交通巡視員が立つ「戒厳状態」。通りかかろうものならばシャトルバスの乗り場に誘導されます。「その角を右折した方が学校に近道なのですが」と言うと、地元の方らしく「そうですね、お気を付けて」と当してくれました。
花見山は、春まだ浅い早春の「まんさく」から6月の「藤」まで、花は絶えないとは言うものの、やはり見頃は各種一斉に咲き誇る桜の時期。巡視員の目を気にしつつ、携帯の着信通話後に遠景から撮った1枚です。たまたま止まった場所から少し見えた、花見山撮影としては消化不良の1枚です。
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