アメリカトランプ政権との貿易問題が出てきて、株価が急落。籠池接見に年度末、センバツ開幕に春場所は大詰め。いろいろニュースが飛び交う中「会計検査院によると東電の国からの貸付金の返還は、最長34年かかる」との発表で、理由は除染費用・賠償金の増大の報道。実質国有化の東電の企業価値の向上とかの提言があり、見通しの甘さの意見もありました。もともと、見通した金額を発表してしまうと膨大過ぎて反発が大きくなるので、小出しに小出しに送り返しがこのようになってものと推測しています。
ここだけ見ると、いかにも被災者が無駄な除染を要求したり賠償を求めているように取られかねませんが、もともと賠償基準が自賠責の自動車事故被害。過去の事例に基準を求めると言っても「無理筋」もいいところで、全国で訴訟が頻発し、基準額を超える賠償の判決が出てもそれすら納得できない被災者の声がやはり新聞に書かれています。

市町村発注の除染は終了した、残るは旧特定避難区域の報道もありますが、不通に除染車両も走っていて除染廃棄物は野積みのまま。公園など置かれたモニタリングポストも回収し再配置するとのこと、あんな計測器は目障りなだけですが、なんとも平常になったことを装いたいどこかの遺構が見え隠れをする昨今ですが、それが風評被害対策だとしたらちょっと逆か。風評被害は無知ではなく疑心暗鬼から起きているように思われます。

2に間の雨からようやく晴天、風は冷たいものの東京は桜が見頃とか、月曜日に見た綻び始めも週末は満開か。 もちらも桜を追うように、桃・りんご・梨と、追うように花が咲きます。疑心暗鬼が晴れるのはいつの日か。
スポンサーサイト
|