3月中旬にしては暖かい日です。 県道沿いの県立工業高校、中学生や親子連れがいるかと思い、信号待ちから目をやれば合格は発表のボード。 以前はラジオの速報があって、スポンサーは地元の百貨店。「入学の準備は当店で」と実に分かりやすい構図でしたが。個人情報の観点からか、新聞掲載もなくなり、大学も含めてHPで受験番号のみの発表になりましたが掲示板の伝統は続いています。

番号があれば、中に入って手続きの説明を受ける、傍らで肩を落として去る姿もあるのは昔と変わらず。

物置に仕舞い込まれるものと、陽気に誘われ出されたもが近所の玄関先に。雪かきとフロントガラスの雪落し、解ゴム製の氷落しと解氷剤は積雪の冬の朝の必需品です。

当地方、菜の花はまだ咲きませんが春の夕暮れ、雲の先にはまだ積雪の連山です。 菜の花と言えば7年前の4月・5月、原発事故の影響で収穫できなくなったアブラナ(菜花)科の野菜、蕪やキャベツ・コマツナが生長を続けて茎がたち一面黄色い花が咲き乱れました。ビジュアル的には一面の黄色は美しいのですが、何とも悲しい風景で生産者の先の見えない不安も相まって、とても忘れることが出来ない風景です。
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