安達太良山です、吾妻連峰の南側。大雑把に言えば「吾妻連山」と「安達太良連山」の間にあるのが福島と会津を結ぶ土湯峠、もっともトンネル化され冬でも通行可能ですが。

晴れ渡った日曜日青空に浮かぶように福島盆地からも安達太良が見えました、高村智恵子で名高い山です。 吾妻・安達太良などの奥羽山脈に阻まれて、原発事故の放射能は会津に越さないで南下して、那須や群馬方面へ。ところが、同じ行政区分の福島県である会津はもともと観光地、農業地帯ですが「風評被害」が舞い降りました。
他県の栃木北部などは、線量は高いのに補償が受け難いと「怨嗟」の声。会津地方のラーメンで名高い喜多方などは原発事故現場」から150㌔離れていて、あるブロガーが「福島県内はレントゲン室の中で仕事をしているようなもの」と書かれたことに対して、では福島第一から150㌔圏内の仙台も水戸もレントゲン室かと怒っていました。

もう少し画面を引くと果樹園と手前は野菜畑、雪の下になっていた取り遅れまたは巻の甘かった白菜のところに白く見える点は肥料袋。春蒔き野菜のために配って置くのか。は一見の長閑な風景の事故後8度目の春です。
スポンサーサイト
|