大雪が寒波で凍てつき、融け難かった残雪もようやく減りました。

仙台で愛知からの来客と打合せ。実は東北行きをずいぶんビビッていたそうで、連日の大雪の報道で東北も飛行機が下りられないほどの積雪を予定していたそうですが、太平洋岸の仙台空港などは「雪のかけらも見えない」と逆に驚いていました。
確かに東北でも日本海側の積雪や、会津若松・米沢などの内陸の盆地は大変でしょうが。先日、山形県酒井市の農業関係者と情報交換をしていたら「春までは来ない方が良い」とのアドバイスでしたので。
原発事故の「その後」の報道も相次ぎます。これから、3月11日に向かってますます増えそうです。今回は津波について担当副社長と社員がメールでやり取りをしていたというもの、がれきが未だ散乱との記事もありました。がれきの散乱はともかく、津波についてのやり取りは「津波は想定外」の主張とは矛盾し、防潮堤等の対策を取っていたとしても「あれほどの津波は防ぎきれなかった」とも言っていますが、それにしても非常用発電機を発電所下段の海に近いところに設置していた等のことが無ければ、初期被害はともかく被害の拡散は防げたはずで、自然災害は考えないことにしていたソロバン重視が結果的に大損害を呼び込むことになりました。 記事引用と感想が長くなりましたが、大雪に関するイメージと勘違い。福井の大雪で自動車が立往生、雪の降りやすい東北も雪で大変だろうが「あれ、雪がない」。原発事故の風評被害と通じるものがありそうです、むろん事実を報道してくれるな、と言うわけではありません。そちらは「風化被害」としてまた大きな問題です。
福島駅に戻り西口から普段はあまり意識してないモニュメントを見上げて「寒空なれど雪はない」福島を実感しました。
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