前日の冷たい冬の雨から一転、冬の青空が広がりました。先の房総半島近く、茨城南部で見た早春の青空も負けないような、くっきりとした晴天です。

このような晴天の日に限って会議室に籠って会議。福島駅西口の複合ビル、主に県・市とそれらの外郭団体、経済団体等が入居。そんなビルの会議室。 ロビー階から会議室に向かうエスカレーター、いやでも目に入るのが巨大な金色のわらじ。

これには説明がいるのですが、福島市の中心部にある信夫山に祀られる神社、いわゆる信夫三山に巨大なわらじを奉納する祭礼があって、暁参りとして毎年2月の11日に行われます。商工団体等が主体的に行う夏のイベント的な「祭り」、伝統行事の青森のねぶたや秋田の竿灯、山形の花笠踊りを模したような集客イベントが欲しかった地元経済界が、夏もわらじで行こうと始まったのが「わらじまつり」。冬と夏の「わらじ」で初めて一足になる、とよくわからない理由付けもあったと聞きますが、理屈などは後からついて来るもの。
さて、わらじをシンボルにしていたものの、そうそう「目立つ」「きれい」なアイテムでもなく「地味」な印象はつきまとうからか、大わらじを屋内サイズにコンパクトにして金の装飾を施して「経済団体」入居のこのビルに飾ったものと推測されます。
涙ぐましい努力の跡は感じますが、金色が「華やか」「豪華」「羽振りが良い」か「品がない」「イミテーション」と思うのかは見解が分かれるところ。 今月末にはこのビルのコンベンションで展示会に出展します。[品がない]と思われないように展示を検討しましょう。
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