会津地方は別にして、南東北福島県は決して雪国ではありません。突然大雪に見舞われることはありますが、太平洋沖を進む太平洋低気圧によるもの、西高東低の冬型ではそうそう大雪にはなりません。 福島県の中通り・浜通りに大雪が降るときは、たいてい千葉・茨城、神奈川や静岡辺りまで雪のケースが多くて、今年のような冬型の気圧配置では大雪にはならない地域です。もっとも、その大雪は春先が多いので「これから」と言うことも大いにあり得るのですが。

しかし冬型は冬型、雪は降らなくとも寒い今年は日陰の雪が凍ったままでスケートリンク状態。「何んとか楽団」が来る来ないの冬季五輪よろしく、こちらの日常も「雪上」「氷上」の上で転ばないように先を急がなければならないこともあります。

用務の先に雪はないと思って通常の革靴で出向いたところ、建物の日陰なっている駐車場はつるつる状態。何ととか横切って、打合せ先の事務所に着いたら、程よい暖房とレース越しのシクラメン。
オリンピックで取って付けたような「融和」ムードを演出してみたところで、彼の国との間では「凍てつく地表」「程よい暖房」のような格差が存在していて、彼の国の人民がその格差を実感して原因を追究した時、それこそ雪崩のような崩壊が起こるのは容易に想像され、崩壊を食い止めるのは「銃口」や「抑圧」であるならば、なんとも悲惨な「融和ムード」であることが、逆に気になるところです。
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