週明けに、東京行きが入り年末の予定が過密に。 連休とも言っておれずに、暮れのあいさつ回りに。この日は、福島県の中央部田村市方面。震災前によくお世話になっていた農家へ。 田村市船引町に「文殊」と言う地名があります、「三人寄れば文殊の知恵」の文殊。知恵の神様、ナトリウム漏れの高速増殖炉ではありません。この地域に「文殊堂」があり、それに因んだ地名のようです。

このまま真っ直ぐ農家に向かうと食事の時間に当るので、杉の木立を抜けて時間調整も兼ねて文殊堂へ。看板には日本5大文殊とあります。大寺院ではありませんが、ほぼほぼ整備された境内と梵鐘、無人寺としては良く管理されていて苔むした彫り物が目に付きました。

知恵の神様とあって、受験生の絵馬が下がっています。安倍文殊と言いますが、なんとなく学問や学校にはふさわしくないような。 福島市には清明町と言う町内があって、陰陽師安部清明から名付られたとも言われますが、もちらもその「安倍」かとも思って見ましたが、陰陽師は神道、文殊様は菩薩なので仏教です。
何とはなしに本堂に向かって2礼2拍手1礼をしましたが、考えてみればとんでもない間違い。そうそう文殊堂を後にして、行き先の農家さんでお堂のいわれを聞いてみましょう。
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