今年の冬至は22日。確か長女が中学校に入った春に植えた「柚子」は、葉は繁れども実はまだ結びません「柚子のなんとか」なかなか実がならない果樹のようです。枝の棘はしっかり伸びていて、子供と同じで何とも扱いにくいものになってしまいました。
原発避難地域、飯館村で植えられていた南瓜のタネを、知り合いの農家が苗にしてくれました。10本植えたものが今年の5月は雨不足、苗の生育には不適で2本枯れて8本が育ち、逆に夏の日照不足と秋の長雨にも耐えて南瓜の大豊作。この秋からは「南瓜」続きの食生活に、いまさら冬至南瓜でもなく、「柚子」も「南瓜」もない冬至でした。

早い早い夕暮れ近く、届ける資料があったので立ち寄った有機食品店。道路向かいの美容院か?派手ではないものの上品なイルミネーション、とくに壁に写したライトが立ち上る炎のよう。 ご主人の死後一人有機食品店を守る奥さん、幸い前の道路が拡張になり店の立地としては悪くありません。しかし、震災原発事故により、有機食品を愛好するような人は避難してしまい顧客はがた減り。 「あれは、怒りの炎に見えます」というのも頷けました。上品に見えるライティングには似つかわしくない感想かもしれませんが。
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