先日話題にした病院の横に佇む、古い墓石。この辺りは古い街道の追分の辻、その昔は由緒正しき人たちが眠る墓地だったのか。

その古い街道の横を通る、これまた古い電車。街道脇の墓地といくら旧型とは言え電気で走る車両とでは、古さの次元が違いますが、片や現役市民の足。 しかし、ピンクのペインティングは「無理して若作り」の感は否めません。ところがこの電車、意外にしぶとく災害に強く、JRが止まっていても運休もせずに通勤通学の足になっています。

この線の電車は東急電鉄の払い下げ品。大崎から二子玉などを走っていた車両が余生を送っています、いやバリバリ現役。昨今何かとトラブルを聞く東急線ですが、後輩の失敗を知ってか知らずか、なかなかこちらは元気です。

福島駅から温泉で有名な飯坂に通じるこの電車。その飯坂の先にある桑折町では、新幹線の高架を跨ぐ跨線橋の工事中。これも完成すればなかなか見事な新交通体系になりそうです。古いものと新しいものが混在して、今年も暮れて行きます。
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