いつもより早い冬の訪れ、温暖化・暖冬が普通になってしまった昨今、「このような年もなければ」と思いつつ、冬タイヤの準備とかの冬支度に「大わらわ」と言ったところ。

例年今の時期に行っている農家の方との懇談、野菜生産の方々ですが、やはり今年の異常気象「日照不足」「多雨」「台風」には何れも困ったとのことですが、そこはそれ、明るい話題も。
このところ流行の「ざる菊」。菊を大輪ではなく、ざるを伏せたのように仕立てて花を楽しむ栽培。比較的栽培が容易で、大規模に植え付けると「見栄え」もすることから、あちこちで「ざる菊」名所が出来ました。
遊休農地の拡大と「裏・表」なのですが、まずは「放棄」よりは格段マシな現象です。そこで、ある農家さんの自慢話「うちのざる菊は周囲の菊より花がきれいで長持ちをする」というもの。 理由は「オーガ1号」と言う有機肥料を使っているというもの。観賞の菊にまで有機肥料を使うのかと言う意気込みは感心するばかりですが、「野菜にいいものはは何もいい」と明瞭な見解、確かにその通りですが。

帰りがけに自慢のざる菊を見に行くと、今年はもう何度も霜が降り、花も色あせていますが「慣行(一般的に行われている栽培方法)」よりも「有機肥料」のほうが、他氏はに色の褪せが少なく、樹形も乱れていません。 上の写真が慣行で、下が有機。なるほどと思いつつ帰路につきました。
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