晴天から一変して、小雨とどんよりした日が続きます。10月半ばは稲刈の最盛期、しかし、例年ほど稲刈が進まないのはこのところの悪天候ではなく、9月の長雨。田んぼの乾きが悪くて9月末からの稲刈が遅れがちです。

更なる異変は倒伏した稲の多いこと。別に統計が発表されたわけではありませんが、この秋の水田を見ていて感じることです。

因果関係は分かりませんが、この夏の日照不足と関係あるのか。因みに収穫高を予定する作況指数は「平年並み」、倒伏してしまうと、稲刈り作業が大変なうえにコメの品質が低下する可能性があります。

農水省によると、今年の米の売り渡し価格は昨年より向上とのこと。年々向上しているわけではなく、数年前に大暴落があってのことですが。向上の要因は減反、転作が増えてコメの供給が少なくなったからとの事、15日の10月真ん中の日曜日も各地の神社でお祭り「五穀豊穣」を祝うと言うわけにはなかなか行きません。
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