何かと地区の祭礼が続くこの時期。夏の「東北~祭」のように、観光化された祭ではなく、大なり小なり神社が中心にあって住民が楽しむ(疲れる)本来のお祭りが続く秋のお祭りシーズンです。

観光化されていないと言っても、温泉地の祭り「飯坂けんか祭」はやはり独特、旅館の玄関にありる「提灯」「幟」もデザイン性があり、五穀豊穣を祝った農村部あるいはその恩恵を間接的に受けた「商売繁盛」の、商店街とも違った趣になります。

「半玉会」と染められた提灯も温泉街ならではのもの、温泉と言っても「湯治場」ではなく、御座敷と歓楽街。もっともそのような繁栄も「昔の飯坂」のはなし、特に原発事故以降は「見る影もない」とはよく言われます。

昼の行程を終えて夜祭に向かう「若衆」、法被も藍染風ではなく各種原色。やはり独特の気風があるようです。
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