
また残念な光景を見てしまいました。 桃畑の桃の木が切られ、片付けられようとしています。 作付け制限とか、作業の延期とか「米作」や「野菜」は次々出てくるデータと、よく分からない指示系統により翻弄されてきましたが、果樹は細かな対応ができないためとりあえずそのまま従来の作業をすることになっていました。 でも収穫をあきらめて、桃の木を切ってしまう農家の出てきたようです。桃の季節まで事態が収束出来ないと思ったのでしょうか。でも、このまま米、果実まで補償の対象になったら本当に大変です。 生産者としては補償してもらわなければなりません、産地には何の落ち度もないのですから。 国も東電と被害者の民事係争などと思わないほうが良いでしょう。福島県知事も永らく「県民の怒り疲労は極限に達し」とのワンフレーズを連呼していますが、怒りの程度はこんなものではないです。官房長官の福島産のイチゴとトマトを買って帰ったなどのパフォーマンスは火に油です、実効の現れないパフォーマンスは全く無意味ですので。これから世論を巻き込んだ兆単位の攻防が始まります。被害者と加害者の構図が明らかな構図に国はどのように対応するのでしょうか。
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