
西から桜の便りとどき、花見自粛の話も聞かれますが福島はまだ「梅」です。桜は「つぼみ膨らむ」といったところでしょうか。福島の平坦部はともかく、山間部ではまだ梅が満開です。
震災の関係で、福島には毎日のように各大臣や野党の党首クラスが訪れます。「鳩山前首相が南相馬市訪問」などの記事もあります。「政治に想定外は許されない」といっていたようですが鳩山氏に散々振り回された沖縄基地問題はなんだったのでしょう。 これも地方紙に載った蓮舫内閣府特命担当相の発言「市場に出回っている農産物の価格が下がっていることが理解できない」とコメントし、農産物の小売店や卸売者など流通過程を調べ適切に対応指定に対応してゆくよう指導するよう明らかにした、となっています。 結局「出荷制限がなく安全なものとして流通しているのに他より安いはずがない」と言うのが風評の本質を理解していないこと。さらに、流通過程に問題があると認識しているようですが、最大の問題は福島産は好んで買いたくないと言う消費者心理なのだと思います、昨日も似たようなことを書きましたが。 結局今まで消費者は食品のなかでも、野菜・果物については情報をもとに買うという習慣がなかったのではないでしょうか。 せめて産地表示くらいで買っていたものが、これだけ「福島産」が喧伝されると商品から離れる消費者心理も理解できなくはないです。 研究・開発途中でこのような震災があり中断された形ですが、農産品の情報化システムはこれからも開発を進めて行きたいと思います。 実現可能性を考えると従来の研究のような「レタス1個にもICタグをつける」類ではどうにもなりません。 畑に投入する有機物の量や質から生産手法、生産者のスキル、物流過程から売り場まで補足できて「鮮度」「おいしさ」まで保証できるシステムを作ろうと思います。むろんプロセスを管理することで全体のコストを落とす事も重要です。 もう少し待っててください蓮舫大臣。
スポンサーサイト
テーマ:東北関東大震災 - ジャンル:ブログ
|