
首都圏で福島産品が売れ行きが冴えません。 あるスーパーの担当者と話をしたところ、「福島県の農家の苦労を見ていると忍びない、積極的に福島産品を置いているのですが売れ行きが鈍い」との事です。 福島で不正をしたとか、防除を怠ったとかという話ではなく、たまたま近くに原発がありそれが天災により事故を起こしたというだけのことです。 もっとも参議院選で惨敗して腹を切ったはずの官房長官とか、カツラの審議官とかが要領の得ない会見を繰り返し。風評を煽っているのか消しているのか分からないのですが、少なくとも福島県の生産者や流通・加工業者には何の責任もないはずですが、消費者はどうしても買い控えに走るようです。 これを事業にはリスクが伴うとか、事業者の自己責任とかで収斂される問題ではないはずです。
放射線量の言葉だけ独り歩きしている実態から、買いたくない消費者心理もわからなくは無いのですがとりあえず東電に責任を被せ、民事の賠償責任で済ませようとする国の対応も問題です。 取りあえずの対応は県でする建前は先ずありますが、県など誰も相手にしていません。県には「予算」などないことは先刻周知の事実です。 国がどう責任を取るのか、「例えば風評被害の農産品は破格で買い上げ費用は増税でまかなう」。または、「電源により供給を受けていた地域の電力料金に上乗せする」。こうすれば風評被害はたちどころに消えるでしょう、実施した政権は選挙には負けるでしょうけど。 かんばろう福島。怒れ福島。
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テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報
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