7月も中旬、連日の猛暑に庭先の紫陽花も色が褪せてきました。梅雨の雲が覆い、直射日光が少ないと思っても優に30℃を超える気温に連日「暑いですね」を繰り返すのみ。お昼を挟んで夕方まで続いたセミナーの、会議室の冷房に返って身体が馴染みません。

震災後、放射能除去に向日葵の効能が喧伝され全国から向日葵のタネが寄せられた騒動もありましたが、効果が限定的ということも分かり、元通り今の季節になるとあちこちで見かける程度。

その頃生まれた子供も、黄色い帽子の小学1年生。もうすぐ夏休みです。
原発事故の様々な後遺症は、こちらは元通りとは行きかず、まだまだ収まりません。避難区域でイノシシが暴れていると報道されると、150㎞離れた会津地方の旅館にキャンセルが出ると言う話もまだまだ続いています。非科学的と笑って過ごせる話ではなく、科学技術の失墜とそれを何とか覆い隠そうとする場当たりが生み出した、まさに人災ですので。
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