6月中の空梅雨が嘘のように、梅雨前線が東北南部にかかり、細かい雨を降らせています。

この後は台風が西から迫ってくる様相で、天気図上2011年の新潟・福島豪雨に似ているということで、前線による雨で早くも南会津では浸水被害も出てきています。 2011年の時は、大震災・原発事故に隠れてしまいましたが、JR只見線の鉄橋流出など長らく爪痕を残しました。只見川の流域の水力発電所も被害を受け、東北電力は原発が運転できず、水力発電所の被害と合わせ以降何年か株配当が出来ませんでした。 原発事故を起こした東電からすれば「軽微な損害ですね」で済むことかも知れませんが。

台風による大雨が多い西日本の太平洋側からすると、雨量的には多くないと思われるかもしれませんが、昨年の岩手・青森・北海道に被害をもたらした台風があったように、インフラや生活様式など台風について防御体制が出来ていないので一旦台風などが来てしまうとどうしても被害が大きくなります。反面、防寒や耐雪などの備えはしているのですが。
トランプ政権は否定していますが、温暖化や気候変動などかつてなかった現象とも対峙しなければならない時代になりました。ただし、巨大津波は地球温暖化とは関係なく「都合の悪い話は聞かなかったことに」「先送り」の企業体質の問題だったと思います。
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