廃校後の施設利用の検討見学。「廃校前に決めとっきゃいいのに」と思わないことはないのですが、近隣5校同時閉校、町中心部の校舎に統合となれば、そうそう系統だって動く訳には行きません。変に閉校前から施設の後利用という動きをすると「閉校ありき」jかとPTAがた反発も来そうですし、人口動向は出生数から押して予測がつきやすいのですが、「将来これだけの児童数になるので」としてしまうと、学校や公民館を中核としてきた地域コミュニティからの反発も予想されます。

花の落ちかけた「ツツジ」の生垣、去年からの宿根で咲く学校花壇。この上の緑の通路のところにプランターを並べ、きゅうりの栽培をしたことがありました。私が栽培指導をして見事に支柱に蔓が伸びて「美味しいきゅうり」も収穫できました。あの年代の子供たちも、とっくに成人式は過ぎました。

校旗や日の丸がはためいた掲揚台も所在なさげ、社旗でもなんでもはためいてほしいものです。
「強者どもの夢の跡」といいますが、少女たちの夢の跡…か、置いて行かれた人形が。クラスででも飾っていたのでしょうが、「忘れないで」とのつぶやきが聞こえてきそうです。

以前を振り返る・過去を顧みる、というと、昔は大変だったが、今は良くなった・・・というのが、明治この方からの日本の歴史。昭和から以降も戦争の惨禍から立ち上がったニッポン、が定番的な時代の表し方ですが、これからは、人口減少高齢化「あの時代は良かった」と懐かしむ声が多くなりそうです。もちろんそうならないことを、強く願ってはいますが。
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