約束があって、新技術の紹介を受けに果樹園へ。この日は梨園、初夏の陽を浴びて梨が育っていました。

先日のリンゴは収穫までに、あと半年近くでも赤味が差していましたが梨は青いまま育ちます。品種により豊水のような赤系、20世紀のような青系がありますが、リンゴの富士のように「真っ赤」にはなりませんので。 化学肥料を使わない畑は、緑が若々しくて太陽の光が弾ける印象があります。化成の窒素で生長した緑の濃い葉色は、太陽御光がブラックホールに吸い込まれるように感じます。偏見だといわれると、確かに返す言葉がないのですが。

これから梅雨の雨を吸い集めるように、日に日に梨が肥大します。「簡単に言うな」と梨農家には怒られそうですが。梨は中生品種でもあと3ヶ月で出荷が始まります。その意味ではリンゴより短期決戦、もっともその前に、あとひと月半で出荷が始まる「桃」がありますが。
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