人混みの東京から戻り、梅雨入り前ですが「梅雨空」のような空を見上げながら果樹園の方に向うと「復興住宅」が見えてきます。 まだあまり生活感がない低層ビルを「無機質」な、と表現すると、故郷を追われるように立ち去り、避難解除でも学校や仕事の関係で今さら戻れない「入居者」の皆さんに失礼でしょうか。

この前まで、桃色や白い花で埋め尽くされていた果樹園も緑1色、日に日に葉の緑が濃くなってゆきます。

ここの入居者か、通りがかりか、母娘が通りがかります。少し生活の匂いがしてきました、子供の方が生まれたころに「震災」か、何気ない佇まいにも、翻弄されてきた歴史があります。
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