摘蕾(てきらい)と読みます。着き過ぎた「つぼみ」を落とす作業。着き過ぎたといっても、もともと生理的に必要な蕾の40倍も着く桃の蕾。養分を集中させ、玉を大きく育てるために必要な作業。因みに花が咲いてから落とす作業を「摘花」といいます。

今時、クレーン車でゴンドラのリモコンで位置をコントロールしながらの作業ですが、落とすのは昔ながらの手作業、落とす量が多いので予備的に水圧である程度落としてから、手作業に入る場合もあります。

傍ら農家の主人の方は、アルミの脚立で作業中、何か家庭内の力関係を見るようで身につまされます。高額なリフト車を2台も3台も買えないということでしょう、そのほかにもSS(スピード・スプレヤー)など高額な機材も必要です。
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