恒例の土地の、公示価格の発表がありました。ざっと言えば、3大都市圏が上昇、札幌、福岡などの地方の中核都市が横ばい、その他の地方は下落。
福島は例外的に上昇が続いています、避難住民の土地取得のニーズが強いようです。避難指示解除、返れ・戻れと言われても、職場や子供の学校、生活インフラを考えても「では、戻ります」とはとても言えません。

近所の水田や果樹園を切り開き、忽然と現れた復興住宅。低層ながら住宅が幾何学的に並ぶさまは、かつての大都市圏の「団地」のよう。なんとかニュ-タウンが流行ったころの印象です。

建屋は出来上がり、芝張り作業ですので「間もなく入居」か。避難者ではないので、賃貸か分譲なのかもわかりませんし、入居条件も分かりませんが、流浪の民の終の棲家になって欲しいと思って見ています。既存の小学校を挟むようにこのような居住地が二つ。 東電の再生の方は、まだ漂流中ですが。あちらは実質国有化、東芝と違い「潰れはしない」と、妙な安心感はあります。
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