高校の卒業式が、ほぼ一斉に行われました。 今年の卒業生の、小学校の卒業直前に大震災があり、自治体によっては卒業式を中止したり縮小して強行したり。もっとも、放射能の飛散実態が明らかになったのはその後で、4月の中学校の入学式はマスクをしながら物々しい事態になりました。 部活動もままならず、フランスからやってきた支援チームと称する団体が、放射線への対応を説明すると集会を開いて防毒マスクをして現れたのには驚きました。 マレーシアのVXガスの暗殺ではあるまいし、外部被ばくの対策に防毒マスクとは、今になって考えれば「ちゃんちゃら可笑しい」話なのですが、当時の被災市民からすると「ただならぬ事態」としか言いようがなく、未だに避難やいじめ・風評被害などと尾を引いています。

甲状腺のなんのと、紆余曲折はありますが、福島に残った子供はそれなりに元気で育ってくれているようです。ピンクの着物と紫の袴の先生が、生徒の後ろ姿で見えないミスショットですが、映像権や個人情報の都合上「ブログアップ上は最高の写真」。 と、言うことにしておきましょう。
スポンサーサイト
|