テレビドラマ化されたが、原作の小説ほど面白くなかった逢坂剛の「百舌シリーズ」。2~3年前にテレビと映画になりました、ヒロインの刑事役には真木よう子、と言う個人的な感想は別にして「果樹園に百舌」が。 おそらく、何かの都合で収穫をしなかったリンゴの木。雪に当り落ちる寸前のリンゴに餌を求める百舌が群がります。

融けてきたとはいえ、まだ以前の雪が残っている場所もあって、露出した部分に「餌」になりそうなものがあると野鳥が寄ってきます。

百舌は捕まえたカエルを枝に刺して乾燥させ餌(諸説あり)にするような肉食系ですので、熟したリンゴに群がる程度はまだ可愛い食生活とも言えます。

傍らでは黙々と剪定作業に励む果樹農家。こちらは、もも畑です。脚立を前に刈込鋏を肩にかけて考えているのは、残す枝の位置。枝ぶりと言うのは見栄えのことではなく、果実が効率よく実を結ぶ条件。思いは、早や収穫の夏。鳥の餌になるのだけは避けたいものです。
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